CollectionView for UWP には、次の主な特長があります。
- ソート、フィルタ処理、グループ化
C1CollectionView クラスと IC1CollectionView インタフェースは、UWP アプリケーションにコレクションのソート、フィルタ処理、およびグループ化のサポートを提供します。オブジェクトモデルと機能は、WPF、Silverlight、Windows Phone で提供されている ICollectionView インタフェースとほぼ同じなので、新たな学習は必要ありません。
- CollectionViewSource より強力
UWP の標準の ICollectionView インタフェースおよび CollectionViewSource の実装は、WPF や Silverlight に比べて機能が制限されています。たとえば、ICollectionView の UWP 実装は、ソート、フィルタ処理、編集をサポートしていません。C1CollectionView クラスは、これらのサポートされていない要素を追加して、必要な機能を実行できるようにします。
- 任意のコントロールとの併用
C1CollectionView は ICollectionView インタフェースを完全に実装しているため、標準の項目コントロールのすべてでデータソースとして使用できます。多くの ComponentOne コントロールは C1CollectionView クラスを内部で自動的に使用しますが、インタフェースはパブリックなので、任意のコントロールと組み合わせて使用することができます。
- 編集可能なライブ行セット
C1CollectionView はライブ行セットを提供します。C1CollectionView 内のデータに加えられた変更はすべて、基底のコレクションに自動的に伝えられます。bはまた、WPF や Silverlight と同じ IEditableCollectionView インタフェースを追加で実装するため、[Esc]キーを押すと編集中の項目に加えられたすべての変更を取り消すことができる機能など、優れた編集エクスペリエンスを実現できます。
- 使い慣れたオブジェクトモデル
IC1CollectionView インタフェースは WPF および Silverlight の ICollectionView に基づいているため、コレクションのソート、フィルタ処理、グループ化はおなじみの作業です。また、C1CollectionView クラスは、WPF、Silverlight、および Windows Phone バージョンと互換性があるため、既存のコードを容易に再利用できます。
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